レア 額装 真作 小売業者 速水御舟 木版画 椿花鯉魚 1933年 日本画 鯉図 川端龍子 大山忠作 牧進 横山大観 前田青邨 川合玉堂

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商品情報

【説明】
速水御舟の作品では、極めて珍しい鯉図(椿花鯉魚)の作品です。木版画では黒牡丹が有名ですが、こちらは更に希少な作品なります。また、川端龍子や大山忠作の鯉図は有名ですが、両作家が鱗(うろこ)、鰭(ひれ)、尾を細密に描くのに対して、速水御舟の鯉図は鰭、尾などが単純化されているにも関わらず写意的で、至近距離よりも中距離から眺めると重量感あるの鯉が水面をゆったりと泳いでいるのが分かります。また、ぽとりと池に椿の花が右上の一つは半分ほど水に浸り、真ん中の椿は水をくぐるなど水面に浮かぶ状態把握が加わり、構図を一層生き生きとさせています。全体を見ると水流れ、鯉の生命感と椿花の状態が判る情感が素晴らしいです。そのため近距離より中距離で鑑賞することをお勧めします。

【作家名】速水御舟
【作品名】椿花鯉魚
【用紙】和紙
【技法】木版画
【サイン】作者刷り込みサイン
【画寸】35cm×46cm
【額寸】49cm×65cm
※多少の誤差はご容赦ください。
【状態】良好
【付属品】専用箱
【参考】:新しく額装しました。直ぐにお部屋に飾って頂けます。
【送料】:送料無料

額装する際にマットが白だとマットが勝ち構図が負けてしまうので、水流れと同色のマットにしました。速水御舟の象徴的と実写的の間をゆく独自の描き方が判る作品です。ご質問等があれば、コメント欄から宜しく御願いします。宜しくお願い致します。

●速水 御舟(はやみ ぎょしゅう)
1894年8月2日-1935年3月20日は、大正・昭和初期の日本画家である。従来の日本画にはなかった徹底した写実、細密描写からやがて代表作「炎舞」のような象徴的と装飾的表現へと進んだ。この「炎舞」をご覧になった生物に造詣の深い昭和天皇は、「蛾の眼が生きているね。」と言ったという。長くない生涯に多くの名作を残し、「名樹散椿」は昭和期の美術品として最初に重要文化財に指定された。速水御舟の早世は多くの美術家に惜しまれ、横山大観は「君の死は、日本の為に大きな損失である」と述べた。

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